ちょっと詳しく|日野市石田で動物病院をお探しの方はあおい動物病院まで

日野市石田・あおい動物病院

042-585-6300

休診日:木曜日・日曜日午後・祝日

ちょっと詳しく

フードについて知っておきたいこと(犬・猫編)

 私たち人間も毎日食事をとるように、家族の一員である犬猫たちにも毎日ごはん(ここでは人間の食事と区別するためにフードと表記することにします)を食べていますね。通称「カリカリ」とも呼ばれるドライフード、缶詰やパウチ、アルミトレーなどに入っているウエットフード、ドライフードより水分含有量が多く嗜好性をあげたセミモイストおよびソフトドライタイプ、人間の食事のとりわけや動物用に自家製に調理したフード(手作り食)、さらにおやつやジャーキー、ガム、ミルク、ふりかけなどその他いろいろなものがあると思います。

 フードを選ぶにあたって選ぶ基準は様々あります。子犬のときから食べなれたもの、有名メーカーのもの、価格、手に入りやすさ、見た目、人に勧められたもの、嗜好性、飼い主さんの共感できるメーカーのコンセプト、動物の体質、ネットの口コミ、動物病院から処方されたもの、飼い主さんが食べさせてあげたいもの、とにかく「食べてくれるもの!」・・・などなど。

 フードには「これが世界で一番素晴らしいフードです。これさえ食べていればどの子も病気知らずで100%健康に育ちます。嗜好性も世界一です。これを食べない子はいません!」などというものがあるわけではありません。

家族の一員である犬や猫のフードを選ぶにあたり、犬猫の食習慣の歴史、そのために進化してきた栄養学的な特徴、各種フードの特徴、どれくらいの量を与えたらよいのかなどを知ったうえで動物たちのフードを選んであげたいと思います。

犬猫の食性と歴史

犬猫ともに、分類では「食肉目 裂脚亜目」に属します。裂脚亜目は「イヌ科」と「ネコ科」に大別されます。犬と猫は大昔、同じ祖先から進化してきましたが、家畜化の歴史は大きく異なります。そのため、犬と猫には多くの共通点と同時に多くの相違点があるのです。

イヌ科の動物は、キツネ、イタチ、テンなどの「肉食動物」からジャイアントパンダのような「草食動物」まで、多様な食性を持った仲間がいます。犬はオオカミ、クマ、タヌキなどとともに「雑食動物」となります。一方、ネコ科の動物のほとんどすべては厳格な「肉食動物」になります。犬は約3万年前から、人との長い共同生活の歴史の中で家畜化され、より「雑食性」が進みました。猫は約4千年前から、穀物を食い荒らし、伝染病を伝播するネズミを捕らえることのみ期待された関係であったため、家畜化されても雑食化はせず、肉食動物として共存してきました。

 食性の違いは体の構造にもみられ、犬の歯は42本、猫の歯は30本(ちなみに人の歯は32本)と歯の数も大きく異なります。犬も猫も肉食動物に特徴的な、肉を切り裂くのに都合がよい「裂肉歯」を持っています。犬は上顎第4前臼歯と下顎第1後臼歯、猫は上顎第3前臼歯と下顎第1後臼歯が「裂肉歯」でハサミ状に咬合しています。犬の後臼歯には食べ物をすりつぶす働きを持つ臼状の臼歯があるのに対して、猫では後臼歯は痕跡程度にしか見られないことがあります。猫の臼歯は裂肉歯以外はジグザクにかみ合い、食べ物をすりつぶすために咬み合わせが重なるところはありません。腸の長さも、腸管長:体長比は、犬6:1、猫4:1となり、体長が同じ場合では犬のほうが1.5倍も長いのです。これらのことは、犬は消化に時間のかかる植物性の食事も摂取することが多く、猫は獲物を切り裂き、丸のみするという食性であるということを表しています。

 犬科と猫科では採食パターンが大きく異なります。イヌ科の犬は共同生活をする群れの中にあきらかな社会的順位が認められます。彼らの祖先は共同で大型動物の狩りを行い、群内の社会的順位に従って食べ物を分け合って食べていました。また、余った食べ物は土中に埋めて保存し、必要に応じて掘り起こして食べていました。大きな獲物は毎日手に入るわけではないので、オオカミなどは1回の食事で体重の1/5~1/4もの肉を食いだめすることができます。犬もオオカミなどと同じような性質を持ち、食事と食事の間が長くてもよい「間欠捕食者」であり、腐肉食者(鮮度が落ちたものでも食べる)でもあります。1度に食べる量も猫より多く、本来の習性から考えると1日1食ないし2食が自然な採食パターンとなります。

 ネコ科の動物(ライオン以外)は猫を含め、群れを作らない単独捕食者となります。猫のような小型の単独捕食者は、自分よりはるかに小さい獲物しか捕まえることができません。たとえば、マウス1匹が30kcal(代謝エネルギー)とすると、体重4㎏の成猫に必要な1日当たりのカロリー数(代謝エネルギー要求量)は320kcalで、マウスに換算すると1日に10~11匹も捕食しなくてはなりません。そのため、猫は昼夜を問わず少しずつ何回にも分けて食べる「少数頻回捕食者」となっています。さらに、捕獲したばかりのものしか食べない新鮮肉食者でもあります。

 ただし、本来の習性は持ちつつも、全ての動物において食べ物が手に入りにくければ食事の回数が減り、1回あたりの採食量が増え、食べ物が豊富であれば少しずつ頻回に食べる傾向があるようです。人間に守られたなかで育てられている動物たちは食べることに心配がないためか、中には食に興味がなさそうにふるまっている子も見受けられますね。家庭犬たちも習性の名残として、穴を掘っておやつなどをうめようとすることもありますが、嬉々として穴を掘って埋めても「埋めて満足してそのあとは忘れてしまうのではないの?」と思ってしまいます。現在ほとんどの家庭犬は人間から与えられる食事は基本的には新鮮なものを与えられています。「腐肉食者」と言われても「何を言ってるの?失礼な!」と思ってしまいますよね。あくまで進化のなかで分かれてきたグループの歴史です。犬は「体温よりも冷たいものでもおいしく食べることができる」と解釈してください。

嗜好について

 食事をおいしく感じること、またそれぞれの好みを「嗜好性」と言います。動物が食事に対する好みを決定する要因には、味・におい・食感(舌触り、歯ごたえ)・温度などがあります。

哺乳類は一般に甘みを好み、苦み・辛味(毒物を連想させる)を嫌います。ただし、甘みに対する反応は犬と猫では異なります。犬は甘みが大好きなのですが、肉食動物である猫は甘みを甘受しません(甘い肉を持った動物はいないですから!)。犬はショ糖に対する味蕾の数が多く、この味蕾は同時に「甘いアミノ酸」に対しても高い感受性を持っています。猫はショ糖を感知する味蕾が欠如していますが、「甘いアミノ酸」に対しては犬と同様の反応を示します。また、犬猫ともに塩味に対する感受性は弱いです。犬はタンパク質含量が同じ場合、穀物よりも肉を主体とした方を好みます。犬の好む肉の種類は、好きな方から牛肉、豚肉、羊肉、鶏肉、馬肉の順であるといわれています。

 においの成分の多くは脂溶性で脂肪との関連が深いです。犬も猫も人と比較して優れた嗅覚を持つため、食べ物のにおいは嗜好性に大いに影響します。脂肪は種類によってにおいが異なり、嗜好性にも影響します。犬は動物性・植物性にかかわらず脂肪を好みますが、猫は動物性の脂肪を好み、植物性の脂肪はあまり好みません。

 食感には脂肪や水分の量が影響します。高脂肪食は嗜好性が高く、その傾向は犬より猫で著しいです。しかし、50%を超える脂肪は猫も食べません。適度の脂肪は食事に滑らかさを与え、舌触りをよくします。水分量の違いでも食感が変わります。猫は脂肪含量10%でも粉状のフードは好みませんが、脂肪含量0%でも水分を加えた練り状にすると食べてくれます。実は、猫が特に好むのは脂肪含量10%程度で水分含量60~70%のフード、言い換えれば「ネズミの体組成に近いもの」だそうです。その他、フードの大きさ、形状、硬さ、もろさ、なども大事な要因です。ドライフードでも適度の歯ごたえがあり、なおかつすぐ砕けるようなもろいフードを比較的好むようです。

 フードの温度については、余った食べ物を貯蔵して掘り起こして食べる(腐肉食者)習性のある犬は、基本的には温かいものでも冷たいものでも喜んで食べますが、小動物を捕らえてすぐに食べる(新鮮肉食者)習性のある猫は冷たいものよりも40℃前後の温かいものを好みます。食欲不振の猫にはフードを温めて与えてみてください。また、温めることで揮発性成分が増加して食欲を刺激する効果もあるので、犬猫ともに食欲を誘うテクニックとなります。

 その他にも、嗜好に影響を与えるものがいくつかあります。犬も猫も離乳前後の食事がその嗜好を決めるともいわれています。離乳前後の「母親の食べるものは何でもためしてみたい!」という時期にいろいろな食べ物に接した犬猫は嗜好の幅も広がります。特に猫は決まったフードだけ食べていると嗜好の幅が狭くなり偏食になります。一方、矛盾するようですが、猫はフードに関して気まぐれで、今まで喜んで食べていたのに急にそのフードに見向きもしなくなることがあります。これは「ネズミ、ネズミ、ネズミ・・・」とみんなでネズミばかり食べているとネズミはいなくなって食べるものに困ってしまう・・・とか、実際の野生生活ではそう簡単にネズミをおなか一杯捕まえられる訳もなく、ネズミの他に昆虫、ヘビ、トカゲ、カエル、小鳥なども捕まえて食べていたということが野生時代の名残として見られるのだと考えられます。このような気まぐれさは猫ほどではないですが犬にもみられます。また、安定した環境では慣れたフードより新しいフードを好み、ストレスが多い環境では慣れたものしか食べないという観察報告もあります。他にも、突然食べなくなる原因に「一種の学習」とする説もあります。例えば、たまたま体調を崩す、不安を感じたなどの嫌な思いをした時にそれをフードと結び付けて記憶してしまうこともあるようです。これは大昔の野生時代には「有害物質を回避する」ために有効な知恵の一つでした。

ペットフードの歴史と法的な規制

 ペットフードは1860年頃、イギリス在住のアメリカ人、スプラッツ氏が犬用ビスケットを考案し、それが好評を博したところから始まります。当時は航海の都度、非常食(もちろん人間用として)としてビスケットを船に積んでいましたが、航海が終わり、港に帰ってくると残ったビスケットを破棄したり、一部を港近くの野良犬にあたえたりしていたそうです。そこからスプラッツ氏は犬用のビスケットを思いつき、1860年に会社を設立して10年後にアメリカに進出し、ペットフードを事業化しました。その後は馬肉を缶詰にしてドッグフードとして販売する会社や粉末タイプのフードが生まれ、1957年には発泡タイプ(ポン菓子のように水分を膨張させてフードの中に気泡の細かい穴ができるように作ったもの)のドッグフード(現在の「カリカリ」と愛称されるドライフード)が、1960年にはセミモイストタイプが発表されました。キャットフードは、アメリカでも開発はドッグフードよりも遅れ、缶タイプは1950年代、ドライタイプは1970年代から発売されました。日本では1960年に粉末およびビスケットタイプのドッグフードが製造され始め、1964年から発泡タイプのドッグフード(カリカリ)が発売されました。日本でのキャットフードの生産は1980年代にはじまりました。

 はじめは人間用のビスケットの残り物処分にヒントを得たところから始まったペットフードですが、今は安全で信頼できる品質を担保するために厳しい基準が設けられています。アメリカではペットフードも飼料の一部門であると位置づけられ、政府機関の農務省が不当表示や不当競争を監視し、農務省所属の国立研究協議会(National Research Council ; NRC)が動物栄養に関する国内外の研究成果を集積して評価し、養分要求量や飼養標準を作成しています。また、食品医薬局(Food and Drug Administration ; FDA)が飼料添加物の製法や安全性を確認し、アメリカ飼料検査官協会(American Association of Feed Control Officials ; AAFCO)が厳しく管理しています。そしてさらにAAFCOがNRC飼養基準をもとに実用的な養分基準に設定し、これが市販の飼料(ペットフードも含む)の品質保証値の基準として使われています。

 ペットフードに関する日本の取り組みとしては、かつては国が主体となった取り決めや管轄省庁はありませんでした。その中で、1974年に公正取引委員会から「ドッグフードの表示に関する公正競争規約」が官報告示され、その後キャットフードも含められるなど何度も見直され、2000年に「ペットフードの表示に関する公正競争規約」として改正されました。その後も改正を繰り返し、現在は2016年の「ペットフードの表示に関する公正競争規約」が最新のものになりますが、それにより、公正競争規約による必要な表示事項が定められています。この規約では、ペットフードには①名称(ドッグフードまたはキャットフードである旨) ②ペットフードの目的(総合栄養食・間食・療法食・その他の目的食) ③内容量 ④給与方法(ペットフードの目的により与える犬猫のライフステージや体重によってどのくらいの量を与えるかなど)⑤賞味期限 ⑥成分(粗タンパク質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分、水分) ⑦原材料名 ⑧原産国名(ペットフードの最終加工工程が行われた国) ⑨事業者の氏名または名称および住所が記載されるようになり、表示上の細かい規制や添加物に関する規制なども取り決められました。これらはペットフード業界の自主的に設定する業界ルールであり自主規制となります。

 しかし、年々犬猫などの愛玩動物の需要および重要性が高まるなか、日本でも愛玩動物の飼育数が年々増加し、愛玩動物用飼料の産業規制も拡大傾向にあることが背景となり、2008年に「愛がん動物飼料の安全性の確保に関する法律」が制定され、(環境省と農林水産省が共管する法律)、その後も検討・見直しが加えられています。この法律の対象となるのは犬および猫のペットフードです。これにより、ペットの健康に悪影響をおよぼすペットフードの製造、輸入または販売は禁止されることになりました。さらに消費者に対して適切かつ十分な情報を提供するために製造業者や賞味期限などの表示が義務付けられ、国は国内に流通するペットフードを監視し、問題がおきたときにはその廃棄、回収を業者に命令することができるようになりました。同法以外にも、日本におけるペットフードはペットフード公正取引協議会が消費者庁および公正取引委員会の承認のもと「ペットフードの表示に関する公正競争規約」および「ペットフード業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」による自主基準と、ペットフード等における表示の関連法令として「ペットフード安全法」、「医薬品医療機器等法」、「景品表示法」などの諸法令もあります。ちなみに、ペットフードという言葉はpetとfoodの造語でペット用のフードを意図しており、エサ=feedではありません。法律に関することは、なかなか実感が湧かないちょっと難しい話になってしまいました。

ペットフードの目的(総合栄養食・間食・療法食・その他の目的食・手作り食)

「ペットフードの表示に関する公正競争規約」のところで触れた「ペットフードの目的」についてもう少し詳しく述べてみたいと思います。今までは歴史とか食性とか国の定めなど、飼い主さんにとっても獣医師にとっても何の選択肢もない話でした。これから述べる「ペットフードの目的」については、「あなたは愛犬・愛猫にどのようなフードを選んでたべさせますか?」ということに直結します。言い換えれば「愛犬・愛猫にとって適切なフードを選べているか、それとも誤ったフードの選び方をしていないだろうか?」ということになります。フードを選ぶときにはこの項目を必ず確認して手に取ってください。

まず、以下に一般財団法人ペットフード協会のHPの一部を抜粋・引用します。

ペットフードの種類

ペットフードは日々進化しており、目的別、ペット種別、ライフステージ別、機能別など様々な種類が生み出されております。

目的別での分類

ペットフードは、給与目的を機会で分けると主食と間食に分けられます。主食としてのペットフードは「総合栄養食」と言い、当該ペットフードと水を与えていれば必要とされる栄養素が摂取できるように作られています。「間食」は本来、栄養素補給としては必要ないのですが、ペットのしつけや運動、ご褒美として与えるなど限られた量を与えることが意図されているペットフードです。
目的別による分類は、「総合栄養食」「間食」「療法食」、そのいずれにも該当しない「その他の目的食」に分かれます。

また、ペットフードの区分としては次のようなものがあります。

(1)総合栄養食

「総合栄養食」とは、ペットフードのうち、犬又は猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフードと水だけで指定された成長段階における健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品であって「ペットフード公正取引協議会」の定める試験の結果を基に定められています。ペットフードの目的として「総合栄養食」と表示をする場合は、そのペットフードが適用となる犬又は猫の成長段階が併記されています。「総合栄養食」と表示をするためには、各事業者が自らの責任において定められた試験を行わなければなりません。

1つは、製品の分析試験の結果を施行規則の栄養基準と比較し、栄養成分の基準に合致しているかを証明する「分析試験」。もう1つは、実際に給与試験を行って総合栄養食であると証明する「給与試験」。この2つの試験により証明されています。

(2)間食

間食とは、おやつやスナック又はご褒美として、限られた量を与えることを意図したペットフードです。一般には、おやつ、スナック、トリーツなど、これらに類似する表現・表示がされています。 
間食は、適切な栄養量を維持するために給与回数及び給与限度量の表示や主食での給与量の調整が必要な旨の表示により注意喚起がされています。給与限度量は、原則として1日当たりのエネルギー所要量の20%以内に抑えることが求められています。

間食の更に細かい分類としては素材などから、練り加工品・素材ベース品・ガム・デンタル・菓子類、他、に分類・区分されています。分類ではその水分含有量別に、ドライ、ソフトドライ、セミモイスト、ウェット、又、水分含有量からは分類できないものをその他としています。

(3)療法食

獣医師が犬や猫の疾病の治療などを行う際、人間の場合と同様に、栄養学的なサポートが必要な場合があります。 「療法食」とは、治療の内容に合わせてフード中の栄養成分の量や比率が調節され、治療を補助する目的で使用されるフードで、獣医療において獣医師の指導のもとで食事管理に使用されることを意図したものをいいます。

(4)その他の目的食

「総合栄養食」「療法食」及び「間食」のいずれにも該当せず、特定の栄養の調整又はカロリーの補給、あるいは嗜好性増進などの目的を満たすもの、更にはペットフード又は食材とともに与えられることを意図したものを言います。使用の目的により下記のように具体的に示されています。

一般財団法人 ペットフード協会HPより

★総合栄養食

そのフードと水だけを与えていれば犬もしくは猫の栄養がすべて賄えるフードのみが「総合栄養食」と表示することができます栄養成分の基準は欧米で用いられているAAFCO(米国飼料検査官協会)と同様の基準になっています。

 また、「総合栄養食」と表示する場合はパッケージの表面に成長段階別表示(「妊娠期/授乳期」、「幼犬期・幼猫期/成長期またはグロース」、「成犬期・成猫期/維持期またはメンテナンス」、これらすべてを満たす「全成長段階またはオールステージ」)も同時に記載されます。

AAFCOの基準を満たした総合栄養食であることを証明するためには、犬で37項目、猫で42項目の栄養素を分析で数値化することで総合栄養食の基準に適合しているかを検査する「分析試験」と、各ライフステージ(成長段階)の犬もしくは猫を必要頭数集め、必要な期間そのフードと水のみをあたえ、フードの毎日の摂取量、個体ごとの経時的な体重、獣医師による身体検査、血液検査(数項目)を行い、基準値内であるかどうかを検査する「給与試験」の2つがあります。「給与試験」は実際に動物にフードを「給与」して行う試験のため、より現実的な結果が得られますが、検査機関やコストの問題上、全てのメーカーが行えるものではなく、「分析試験」の結果に基づいて「総合栄養食」と称しているものが圧倒的に多くなっています。「分析試験」によって栄養基準を確認されたフードには「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」と、「給与試験」によって栄養基準を確認されたフードには「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」と記載されています。

ドライフードのほとんどは総合栄養食です。ビタミン・ミネラル・アミノ酸が十分に含まれているものになります。

★手作り食

今まで説明をしたことでわかるとおり、オール手作り食は残念ながら毎日の食事としては推奨できるものではありません。手作り食のおすすめのレシピなどが、ネットなどで出回っていますが、家庭での手作り食で「総合栄養食と同等の栄養バランスのもの」を日々提供することはほとんど不可能でしょう。ビタミンやミネラルの過不足、摂取カロリーやアミノ酸の不足が生じる可能性が高い食事になります。ビタミンの過不足、ミネラル、アミノ酸の不足は例えばどのような問題があるのでしょうか?ほんの少しだけ例を挙げてみます。

人、サルなどの霊長類、モルモット、ゾウ、コウモリ以外の哺乳動物はグルコースをもとに肝臓や腸管でビタミンCを合成することができます。そのため犬猫は意識的に食べ物からビタミンCを摂取する必要はありません。人間の感覚で「健康のためにビタミンCをたっぷり摂りましょう」と考えた手作り食を与え続けると膀胱内に「シュウ酸カルシウム」の結晶や結石ができて膀胱炎や尿道閉塞になったり、腎臓結石ができて腎不全を起こしてしまう危険性もあります。

タンパク質の摂取源である「肉」はリンをとても多く含む食材となります。リンは血液中でカルシウムとバランスをとって存在しています(ホルモンで調整されています)。カルシウムとリンの比率は、犬では1:1~2:1、猫では1:1~3:1の間が望ましいとされています。動物にとって骨はカルシウムの貯蔵庫となっていますが、リンを過剰に摂取すると、骨からカルシウムが溶け出して血液中のバランスを整えることになります。リンの過剰摂取は猫の「ストラバイト尿石症」のリスクを高めます(猫に多い病気ですが、もちろん犬でもみられます)。また、過剰なカルシウムの添加も他のミネラルの吸収抑制や腎臓結石を引き起こします。野生動物は獲物の「肉」だけでなく、血液、内臓、骨も一緒に食べていましたね。

タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり、そのうち、その動物にとって体で合成することができず、食事から摂取しなければならないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。タンパク質は食事中に含まれる必須アミノ酸の充足度とタンパク質の消化率によって栄養価が評価されます。理想とされるアミノ酸組成に対して、その食品が持つ必須アミノ酸がどれくらい充足しているかを示すものを「アミノ酸スコア」と言います。食事中の充足度の低いアミノ酸を「制限アミノ酸」といい、そのなかでも最も充足度の低いものを「第1制限アミノ酸」と言います。必須アミノ酸のバランスがとれていないと、タンパク質は「第1制限アミノ酸」レベルに合わせてしか動物は利用できません。タンパク質なら食べたものすべてが利用できるわけではないのです。

詳細をあげればきりがありませんが、動物の栄養に関して必要なデータは膨大なエビデンスがあるのです。原材料の季節や生産地による栄養のばらつきも細かく修正して、さらに厳しい試験をクリアして製品化されているものが「総合栄養食」となります。あふれる愛情がなければ一生に渡り動物に手作り食を与え続けることはできません。しかし、愛情だけでは栄養の不足を補えません。人間も動物も体は食べたものでできています。獣医師が療法食の延長で手作り食を指示するケースはありますが、一般の健康な動物は、なるべく「手作り食」は、総合栄養食と合わせて、その他の目的食の「副食・おかずタイプ」のフードと同じ分類のフードだと認識してあたえたいものです。私たちも毎日の診療の中で「とても食の細い子」、「手作り食なら食べるが、少しでもドッグフードが混ざったら見向きもしない子」、「はじめはドッグフードを喜んでたべていたのにだんだん好まず、いつの間にか完全手作り食になってしまった子」などたくさん出会います。食べてくれないことには何も始まらないので、結果的に「手作り食でもよいですよ」と言わざるを得ないのですが、本当は「健康のためには理想的ではないフード」であるということは知っておいてください。飼い主さんのほとんどは「本当はドッグフードをたべてほしいのだけれど・・・」と思っていることも私たち獣医師は知っているのですが・・・。

まずは毎日の食事にはビタミン、ミネラル、アミノ酸が必要十分に含まれた「総合栄養食」をお勧めします。「総合栄養食」だけでは十分に食べてくれないときには「副食・おかずタイプ」をくみあわせ、嗜好性をあげる工夫をしてください。総合栄養食以外に加えるものは原則として1日当たりのエネルギー所要量の20%以内が望ましいです。信頼できる総合栄養食を主体として与えているのであれば、1日のカロリーの必要量の20%以内のおやつ、ごほうび、トッピングは栄養バランスに与える影響は心配ないといわれています。たまに「イベント食」として栄養にがんじがらめにならず、スペシャルご飯の日があってもいいと思います。決して「総合栄養食のフード以外は与えないで!」と言っているわけではありませんし、「必ずおやつやトッピングをしなければいけない」というわけでもありません。例えば、ドライフード以外に好物があると投薬をしなければいけないとき、好物に紛れてストレスなく薬を飲んでくれるというメリットもあります。

また、猫のウエットフードは「副食・おかずタイプ」が非常にたくさんあります。犬よりもグルメな猫はドライフードどころか「総合栄養食」のウエットフードも苦手という子もいます。猫は「食べるまでそれしかあげない」というようなことや絶食が続くと肝臓を壊し命にかかわることがあります。動物たちに寄り添いながら少しでもバランスの取れた食事がとれるよう一緒に頑張っていきましょう。40℃程度に少し温めてあげるのもよいと思います。薬や爪切り、歯みがきなど動物が苦手なことと食事をセットにしないのも工夫の一つです。

■動物のエネルギー要求量

動物にとって必要なエネルギーは食事から供給されます。食事から得られるエネルギーのうち動物が必要とするエネルギー量について説明していきます。まずは用語の説明からです。

基礎エネルギー要求量(BER : Basal Energy Requirement)

健康な動物が、体温維持のために余分なエネルギーを必要としない適度な気温のもとで安静にして、起きて絶食しているときに必要なエネルギー要求量であり、基礎代謝に必要な最小限のエネルギー消費量のことを言います。

安静時エネルギー要求量(RER:Resting Energy Requirement)

健康な動物が、適度な気温のもとで食事はしていて活動はしていない状態にあるときのエネルギー要求量のこと。消化・吸収・代謝に必要なエネルギー、運動からの回復に必要なエネルギーを含みます。

維持エネルギー要求量(MER:Maintenance Energy Requirement)

  適度な気温のもとで、体重や通常の生活を維持するために必要なエネルギー要求量のこと。基礎代謝に必要なエネルギーに加えて、体を維持するために得た食事の消化・吸収・代謝に必要なエネルギーや自発的な運動(立ち上がる、横になる、飲水・摂食・排泄のために歩き回るなど)に必要なエネルギーを含みます。

RER(安静時エネルギー要求量)の求め方

①RER(kcal/日)=70×(体重kg)0.75乗

あるいは

②RER(kcal/日)=70+30×(体重kg)・・・体重が2~45kgの場合に用いる

①の式での「(体重kg)0.75乗」はメタボリックボディサイズや代謝体重と言われるものです。メタボリックボディサイズは、計算機でkg単位の体重を3乗して(3回かけ合わせて)「」を押して値を求め、その平方根を2回求めることによって(「√」を2回押すことによって求めることができます。√のない電卓では求めることができません。

ここで例題として10kgの犬のRER(安静時エネルギー要求量)を求めてみます。

①の式を用いる場合

10×10×10=1000

1000の√を2回求めると(計算機の場合2回√を押す)と5.62が求められます。

これを①の式に入れると

70×5.62=393.4       約393kcal

②の式を用いる場合

70+30×10=370       約370kcal

となります。それぞれの式から求められるRER(安静時エネルギー要求量)は若干の誤差が見られます。

RERが求められたところで、それを用いてDER(1日あたりエネルギー要求量)を求めることができます。

1日あたりエネルギー要求量(DER:Daily Energy Requirement)

 動物の活動状態やライフステージ、生理状態、環境状態などに応じた1日に必要なエネルギー量。

NRC方式(アメリカ農務省所属の国立研究協議会National Research Council ; NRC)では

132×(体重kg)0.75乗

で求められます。

上記の式でもDERは求められますが、ここではより簡単なRER(安静時エネルギー要求量)に動物のライフステージや生理状態に応じて一定の係数をかけ合わせて求める方法を紹介します。

「犬猫の必要とするエネルギー量」を知るためには、通常1日あたりのエネルギー要求量(DER)として求めます。まず、安静時エネルギー要求量(RER)を求めます。例えば、10kg犬に対しての上記の②式でもとめられた70+30×10=370の「370kcal」がRERとなります。そして犬のライフステージや生活環境・状態によって下記の表に基づいて必要な係数をかけ合わせます。

例えば避妊済の犬なら

DER(1日あたりのエネルギー要求量)=RER×1.6

                  370(kcal)×1.6=592(kcal)

   が1日あたりに必要とするエネルギー量となります     

 肥満傾向の犬なら    DER=RER×1.4=370(kcal)×1.4=518(kcal)

   妊娠後半3週間なら DER=RER×3=370(kcal)×3=1110(kcal)   です。

 猫の場合も同様にして猫用のDERの表に基づいて必要な係数をかけ合わせて求めます。

 体重増加を見込むときのみ「理想体重におけるRER」を求めてから係数を状態に合わせてかけ合わせます。

 

■肥満度の判定

1日あたりのエネルギー要求量の求め方が分かったところで「ところでうちの犬はフードをあっという間に食べ終わってしまうけれど、やせぎみなの?ちょうどいいの?」とか「我が家の猫はおなかもぷにぷにして触ってもいい気持ち。痩せているということはないけれどちょっとぽっちゃりなのかしら?それとも標準の範囲??」って判断に迷っていませんか?これがわからないと上記の表の係数を決められませんよね。

家庭や動物病院で最も簡単に肥満の判定ができるのはボディ・コンディション・スコア(Body Condition Score:BCS)を求める方法です。視診(目でみて)、触診(手で触って)動物の脂肪のつき具合を評価して判断します。動物を横と上から観察し、さらに触診によって肋骨や腹部、腰部、背骨の皮下脂肪の付き具合などで総合的に判断します。ふわふわの被毛に隠れた真のボディラインをあぶりだすのです。かわいい表情や小顔に騙されないように飼い主さんが主治医になった気持ちで冷静に評価してみてください。一般的なボディ・コンディション・スコア(BCS)は5段階評価法で、BCS1:痩せ(痩せすぎ、理想体重の85%以下)、からBCS2 :やや痩せ(体重不足、理想体重の86~94%)、BCS:3理想体重(理想体重の95~106%)、BCS;4やや肥満(体重過剰、理想体重の107~122%)、BCS : 5肥満(理想体重の123%~)として評価します。BCS:5の犬猫は不健康な体格になります。人間同様、肥満は万病の元です。糖尿病、心疾患、関節炎、尿石症などの下部尿路疾患、肝リピドーシスなどたくさんの病気の予備軍となってしまいます。元気に長く一緒にいたいから体重管理を怠らないようにしましょう。

飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~:環境省 より 

やや肥満~肥満と判定された犬猫はまずは食事以外のおやつ・ごほうびの中止をしましょう。それから食事のトッピングをはずしましょう。おやつを中止できない子はおやつの量を減らしてください。例えば「1日にジャーキー3本もらっていた犬」なら「1本のジャーキーを1/3に小さくして3回(合計1本分)」にしてみましょう。動物にとっては「いつものやりとり」が大切で、おやつの大きさや量ではないのです。「たくさんあげたい気持ちを人間が自制すれば」動物に全くストレスを与えることなくおやつの量を減らすことができます。飼い主さんが「本当だ!」と納得できたら、「さらにおやつの大きさを小さくすること」はもうできますよね。間食・おやつは必ず与えなければいけないというものではありません。「このおやつの量は適正かしら?」と思ったら少し考えてみましょう。仮に5kgの犬と50kgの飼い主さんがいたとします。『愛犬に与えるおやつの10倍の量を自分がおやつとして食べたとしたら適正な量ですか?多すぎますか?』もし多すぎると思ったら減らしてみましょうか。そのぶんしっかり総合栄養食のフードを与えてください。人間でも同じですよね?喜ぶからと子供におやつのケーキやポテトチップスをたっぷりたべさせたら、せっかくお母さんが栄養のことも考えて工夫して作ったご飯を子供はイヤイヤして食べてくれず残してしまいます。「おやつを食べすぎるとまたごはんをちゃんと食べられないよ」というのと同じ現象ですね。

おやつ以外では、フードを好きなだけ自由採食していた子は時間を決めてフードの量をはかって与えましょう。食事の回数を増やす(少量頻回)のも効果的です。

減量は18~20週間をかけて20~25%の体重の減少が妥当(1週間当たり現体重の0.5%以上2.5%以下が理想)であるといわれています。目標体重は一気に決めず、段階的に目標体重を設定しなおしながら無理なく健康的に実施しなくてはいけません。本格的な減量は動物に無理がないよう獣医師と共に取り組みましょう。

フードのパッケージには体重あたりの給与量が書いてありますが、その量は「今の体重について」ではなく「理想体重について」の給与推奨量になります。その動物の代謝や活動量によっては1日あたりのエネルギー要求量について20%程度の誤差がある場合があります。基準量を元にしてその後動物の状態をみながら微調整をしてください。適正給与量の60%を下まわるケースや食べきれないフードはその子にとってあっていません。フードの見直しが必要です。「今の体重についての量」を与えて太ってきてしまう子は、「理想体重あたりの量が記載されている」と考えて給与量を見直してみてください。「適正な量を計って与えているはずなのにどうしても体重が増えてしまう」とか「こんなにたくさん食べているのに痩せてきてしまう」という子は内分泌疾患、腫瘍などの病気が隠れていることがあります。病院に連れてきてください。

おわりに

毎日与えているフードですが、フードの種類、組成、与える量、カロリー計算など、結構科学的に作られていることがわかっていただけたでしょうか。動物に与えてはいけないものとか、添加物のこととか、各種栄養素のこととか、サプリメントのことなどお話したいことはまだまだあるのですが今回はここまでにします。

カロリー計算をして「うちの子はそんなにたくさん食べられない・・・」という動物は、小分けにして給与回数を増やすとか、カロリーの高めのフードを考えてみるのもよいでしょう。「カロリー計算をしたらたったこれだけの量しか食べさせてあげられないなんて・・・」という子はカロリーの低いライトや減量用フードを使うと、かさを増やせたり腹持ちがよくなったりします。

1日あたりのおやつの量が分からないときはパッケージを見てみてください。どこかに書いてあるはずです。人間用のパンやカステラのおすそ分けを与える場合も、カロリーはパッケージに書いてありますね。手作り食のカロリーが分からないときは『食品成分表』の本を開いてみてください。例えば「若どり むね 皮なし 生 105kcal/100g」、「若どり ささみ ゆで 121kcal/100g」、「さつまいも 塊根 皮なし 焼き 151kcal/100g」、「キャベツ 結球葉 ゆで 19kcal/100g」、「めじまぐろ 生 139kcal/100g」・・・などなどたくさんの情報が載っています。手作り食は一見カロリーが分かりにくいようですが、調べようと思えば調べられるのです。調べて計算すればいいのです。わからなければ動物病院に聞きに来てください。一人で解決しようとしなくても大丈夫です。

今までの内容を通して、「何か他のフードもためしてみようかな?」と思ったときは、時間をかけながら(1~2週間かけながら徐々に)切り替えてください。食べなれないものを与えると嘔吐・下痢など消化器に負担がかかることもあります。フードの切り替えは焦らず、無理なくが原則です。

「フードについて知っておきたいこと(犬・猫編)」はあくまで基礎疾患のない健康な犬猫を想定して書いてみました。病気を抱えている動物、とくに食物アレルギー、尿石症になりやすい体質、膵炎、炎症性腸疾患、リンパ管拡張症などの脂肪分を極度に制限しなくてはならない等、特別な療法食を食べている場合はあてはまらないこともあります。個々のケース、特に病気のために療法食が必要な動物はご相談ください。療法食は獣医師の診断に基づいて獣医師が処方する特殊な栄養をもったフードです。治療や食事療法の経過の把握、フードやその病気に関する説明もひっくるめての価格だと思ってください。わからないこと、心配なことは何でも、納得いくまで獣医師に聞けばいいのです。もちろん、健康な子も何かわからないことがあれば、気軽にご相談ください。

※参考文献

フードビジネスプロ養成講座 フードアドバイザー vol.2 栄養学の基礎から販売まで:インターズー

カレントコンセプト 最新臨床栄耀学 疾病別栄養管理の実際 CURRENT CONCEPTS IN CLINICAL NUTRITION FOR DOGS AND CATS  編/P. Lynne Stockton他 翻訳/余戸拓也 余戸安佳音 :インターズー

動物看護学全書08 動物看護のための小動物栄養学 著者/阿部又信 監修/日本小動物獣医師会 動物看護士委員会:ファームプレス

日本食品成分表2022 八訂 栄養計算ソフト・電子版付:医師薬出版 編

飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~:環境省https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808.html
一般社団法人 ペットフード協会 https://petfood.or.jp

ペットフード公正取引協議会 https://pffta.org/